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専科鍼灸

コラム

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何で心療内科疾患に対して鍼灸の効果があるのか?

中国の針灸学は、外科学、内科学等と並びに医学として法律より認められ医療行為として進化しています。国を認めた10種手術の針麻酔効果は確実です。私は扁桃体と甲状腺摘除術の針麻酔を行いました。

鍼麻酔の機序について世界的に研究が進められた結果、鍼麻酔の効果は上段の写真に示す様に合谷と足三里に刺した鍼への低周波通電が脳を刺激し、脳下垂体などで内因性鎮痛物質(モルヒネ様物質)を産生し痛みを緩和さすることが明らかとなっています。

また、私たちの体の中には、痛みを起こし、いろいろと危険信号を発してくれるブラジキニンなどの「発痛物質」とこれとは逆に、エンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィン、セロトニンなど痛みをおさえる「鎮痛物質」があります。エンドルフィンなどはモルヒネ以上の鎮痛効果があるとも言われています。鍼治療は、脳下垂体や副腎皮質などに伝達され、このエンドルフィンなどの鎮痛物質を分泌させて痛みを緩和させます。鍼治療はこうした体内麻薬(エンドルフィン)を利用し痛みを抑えるのです。ただ、鍼治療はどこでも良いと言うわけではなく、手足の経穴(ツボ)でなければこの様な鎮痛効果は現れないのです。鍼治療は血液中のエンドルフィン濃度を上昇させることできます。 

そこで鍼灸治療で、心療内科疾患に対して、針麻酔の効果およびその原理を生かして、うつ病、あがり症などに効果を認めて、患者様に鍼灸治療を進める心療内科医師もいます。

 

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